性器ヘルペスは治療しても再発する可能性が高いです

性病の中には性器ヘルペスという病気があります。日本国内において年間7万人程度の感染者がいると言われています。

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが感染することで発症する性病です。

単純ヘルペスは2種類あります。下半身に症状が出る性器ヘルペスと、口唇や顔に症状が出る口唇ヘルペスです。

今回はまとめて性器ヘルペスとして解説していきます。

性器ヘルペス

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスは一体どのような症状が現れるのでしょうか?性器ヘルペスは男性女性に関係なく感染します。

男性の場合は喉や性器部分に感染します。性器部分としてはペニスや肛門、直腸粘膜などに症状が現れます。その他にも太ももやお尻にも感染することがあります。

感染すると痒みやヒリヒリとした感覚を生じます。その後、1週間ほど経過したくらいから小さくて赤いブツブツ、あるいは水ぶくれなどができます。

中には発熱や強い痛みを感じることもあります。

女性の場合も喉や性器部分に感染します。性器部分としては外陰や膣の入口、肛門付近に症状が出ます。

そのまま放置していると子宮頸管や膀胱などに拡大するので気を付けて下さい。

症状が出ないこともある

性器ヘルペスに感染しても上記のような症状が現れないケースもあります。大体6割くらいの方々は症状が現れません。

そのため、自分が性器ヘルペスに感染していることに気付かずに性行為をして、相手に移してしまうことがあります。

感染経路

性器ヘルペスは性行為によって感染します。

性行為をする相手が性器ヘルペスに感染していれば必ずあなたも感染するわけではありません。

性器部分や口腔内に傷があったり、免疫力が落ちている場合は感染しやすくなります。

コンドームを使用することである程度は予防できますが、100%で予防できるわけではありません。

上述しているように口腔にも感染擦るので、オーラルセックスをすることで感染してしまう恐れがあります。

再発する恐れがあります

性器ヘルペスは治療しても再発することがあるので厄介です。

ある調査では1年以内に8割以上の方々が再発したというデータが存在します。

具体的には過度な疲労を感じていたり、セックスやストレスなどの刺激で再発するケースが多いです。

但し初めて感染した時よりも治るまでの期間が短いので再発した場合は慌てずにしっかりと治療をすることが大切です。

治療方法

性器ヘルペスは2~3週間程度で自然に治るケースもあります。症状が悪化してきていると感じた場合は放置せずに病院で治療を受けましょう。

治療方法としては薬を服用する方法が一般的ですね。症状が軽い場合は軟膏などで治療することもあります。大体5~10日で治ります。

妊娠中に性病に感染していることが分かったら早期に治療をしてください

性病は本人同士の問題だけではありません。女性側が妊娠をしている場合は胎児にも悪影響を及ぼすことがあります。

実際に妊娠中の女性が性病に感染した場合に胎児にどのような影響があるのかを見ていきましょう。

妊娠

クラミジア

まず一つ目がクラミジアです。クラミジアは性病の中でも感染者が多い病気です。

女性が感染した場合はおりものの変化があったり、不正出血などが起こることもありますが、自覚症状がほとんどありません。

妊娠中にクラミジアに感染すると、流産や早産を招く可能性が高まります。

感染している状態で赤ちゃんを出産した場合はその赤ちゃんにも産道感染して、肺炎や結膜炎を患う恐れがあります。

性器ヘルペス

性器ヘルペスは性器周辺に水疱ができる病気で、痛みや発熱などの症状が現れることもあります。

妊娠中に性器ヘルペスに感染して、そのまま出産した場合は赤ちゃんにも感染して新生児ヘルペス症候群を患い、最悪の場合は死亡することもあるので十分に注意をしましょう。

妊娠中にも抗ウイルス薬や塗り薬、点滴薬などで治療することができます。万が一出産までに完治できない場合は抵抗切開をして産道感染を防ぐこともできます。

梅毒

梅毒に感染した場合は感染した部位にしこりや腫瘍ができます。症状が進行していくと全身に赤い湿疹ができることもあります。

梅毒が完治せずに出産してしまった場合は生まれてくる赤ちゃんにも感染して奇形の原因になることもあります。

妊娠中に梅毒に感染していることが判明しても、抗生物質を使用して治療することができます。

カンジダ膣炎

カンジダ膣炎は膣内で感染した真菌が増殖することで炎症を引き起こす病気です。

カンジダ膣炎は性病ではなく、普段から皮膚や口腔に常在している菌が悪さをします。

普段は悪影響を及ぼさないのですが、妊娠中は免疫力が低下しているので、体調を崩したりストレスを抱えることで真菌が活性化して炎症を起こすことがあります。

妊娠中にカンジダ膣炎に感染しても赤ちゃん自体には影響はありませんが、出産までに完治できないと産道感染で赤ちゃんにも感染することがあります。

赤ちゃんが感染すると口腔や股の部分が白くなる皮膚炎を起こしたり、オムツをはいた時のかぶれがひどくなります。

妊娠をしたら性病検査を受けよう

生まれてくる赤ちゃんのためにも妊娠が発覚したら性病検査を受けるようにしましょう。

病院の中には性病検査を受けるかどうかをあなた自身で選択できるところもありますが、万が一のことを考えて必ず性病検査を受けて下さい。

妊娠後期や臨月に入った時点で性病に感染していることが判明したら、生まれてくる赤ちゃんに多大な悪影響を及ぼす恐れがあります。

そのため、性病検査は妊娠初期~中期までの間に実施してください。できれば妊娠22週目頃までには検査を受けましょう。

ケジラミ症は陰毛部分が痒くなる厄介な性病です

性行為をする際に気を付けたいのがケジラミ症です。

ケジラミは1mmくらいの小さな虫(昆虫)です。陰毛などに部分に寄生して人間の血を吸う性質があります。

ケジラミ症

ケジラミ症の症状

ケジラミは男女共に感染します。

基本的には陰毛に寄生することが多いですが、毛が生えているところには寄生する可能性があるので、肛門周辺の毛やすね毛、ワキ毛、頭髪、ヒゲなどにも寄生するケースがあります。

ケジラミが寄生する箇所の血を吸うことで激しい痒みに襲われます。

他の性病のように湿疹やかぶれなどの症状が見られません。

ケジラミに感染してすぐには痒みを感じません。大体感染して1~2ヶ月くらい経過したあたりから痒みを感じ始めます。

ケジラミが寄生した場合は早急に病院で治療を受けるようにしましょう。そのまま放っておくと、卵を産んでケジラミ自体の数が増加していきます。

ちなみに成虫になったケジラミは30~40個もの卵を産みます。

治療方法

ケジラミは病院で治療することができます。皮膚科や泌尿器科、性病科、産婦人科などで診療を受けられます。

寄生した場所をフェノトリンパウダーやフェノトリンシャンプーなどで洗浄してケジラミを駆除します。

2週間ほど薬剤で洗浄を繰り返すことで完全に駆除することができます。

卵には効果が薄いので、卵から産まれるタイミングを狙って3日おきくらいのペースで薬剤を使用します。

コンドームでは予防できません

性病を予防するためにはコンドームの使用は一定の効果がありますが、ケジラミ症に関しては全然効果がありません。

ケジラミは陰毛部分に寄生します。男性器には寄生しないので、コンドームでペニスを覆っても意味がないのです。

相手の陰毛部分と接触することでケジラミに感染します。

相手の陰毛部分を目視で確認するしかないのですが、1mmくらいの大きさなのでケジラミが寄生しているかどうかを確認するのは非常に難しいです。

特に性行為をする際は部屋を暗くするカップルも多いので、さらに確認するのが困難になります。

性行為以外でも感染します

ケジラミ症は性行為以外でも感染します。非常に稀ですが、プールやサウナ、温泉などでも感染することがあります。

特に寝具やタオルなどを介して感染することもあるので、ケジラミが疑われる相手と共有することは避けて下さい。

また、犬や猫などのペットを飼っている場合にはそれらのペットにも感染することがあります。

もしあなたがケジラミ症に感染していることが分かったら、あなたのペットを動物病院に連れて行って、感染しているかどうかを確認するようにしましょう。

クラミジアは男女ともに感染しやすい性病です

性病の中でも多くの感染者を出しているのがクラミジアです。クラミジアは男性・女性に関係なく感染します。

潜伏期間は1~3週間程度です。感染していた場合は潜伏期間を経て症状が現れてきます。

今回は男性と女性に分けてクラミジアの症状を解説していきます。

クラミジア

男性の症状

男性がクラミジアに感染すると、性器や喉に異変を生じます。

性器部分の異常に関しては尿道付近に痒みや不快感を覚えたりします。また排尿時に痛みを感じたり膿が出てくることもあります。

喉に感染した場合は軽い発熱があったり、喉の腫れ・痛みが出てきます。喉の場合は最初は風邪だと思いがちですが、風邪薬を飲んでも全然症状が改善しないので、病院で検査を受けた際にクラミジアに感染していることが発覚するケースもあります。

男性がクラミジアに感染した場合は女性よりも症状が軽いです。症状が出てもそのまま放置してしまうことも多いです。

そのため、その男性に交際相手がいた場合はその女性にクラミジアを移してしまい、女性がクラミジアに感染したことを知って自分自身も感染していることを知る男性も結構多いですね・・・(汗)

女性の症状

女性がクラミジアに感染すると、性器部分や喉にその症状が現れます。

おりものの量が普段よりも増えたり排尿時に痛みを感じたり、軽い腹痛に襲われます。喉に症状が現れた場合は痛みや腫れなどを伴います。

女性がクラミジアに感染した場合はより注意をして下さい。感染したにもかかわらずそのまま放置しておくと、子宮頸管炎、尿道炎、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎などを発症する恐れもあります。

さらには不妊症になることもあります。

また、妊娠中にクラミジアに感染した場合は胎児にも悪影響を及ぼす恐れがあるので、身体に異変を感じたら早期に検査を受けるようにしましょう。

早期にきちんと治療をすることでお腹の赤ちゃんへの感染を防ぐことができます。

クラミジアの予防方法

クラミジアの予防方法としてはクラミジアに感染している疑いがある相手とは性行為をしないことです。

特に交際をしていない相手との、その場限りでの性行為は非常に危険です。

またあなたが女性で恋人や旦那さんが風俗遊びをしている場合は、通っている風俗店から移される可能性があります。

コンドームを装着することである程度の感染は防止できますが、100%安全ではありません。

上述しているように、性器だけでなく喉からも感染するので、オーラルセックスをするとコンドームを装着していても意味がありません。

その他には自分の性器に傷がある場合は性行為をすることを控えましょう。ウイルスは傷口から侵入しやすいので、通常時よりも感染率がアップします。

まとめ

クラミジアは男女ともに感染しやすい性病の一つです。

しかし症状が軽いケースが多いので早期に発見することが難しい特徴もあります。

性器や喉に異変を感じたら、恥ずかしがらずに検査を受けることをおすすめします。

万が一クラミジアに感染しても、軽度の場合は服用薬で治療できます。不安がらずに検査を受けて下さいね!